地域貢献活動

地域・農業活性化積立金の活用

 JAグループが取り組む地域農業の振興および豊かで暮らしやすい地域社会の実現に向け、JA共済連では「地域・農業活性化積立金」を創設し、さまざまな地域貢献活動に取り組んでおります。
 今回は、令和5年度に実施された県下JAの活用事例の一部を紹介いたします。

●『ボトルスカッシュ(ペットボトル回収機)』の導入【JA八千代市】
 持続可能な開発目標(SDGs)の観点から環境保全の一環として、『ボトルスカッシュ』をJA八千代市ファーマーズマーケット「よったいよ」に設置しました。
 回収されたペットボトルは約3分の1程度に圧縮され、食品容器に生まれ変わります。
 同機を利用するとポイントが付与され、お会計の際に割引券として利用可能であるため、利用者から「買い物ついでにエコに貢献でき、ポイントも付与されるので、良いことづくめだ」と好評です。


●『入浴用シャワーキャリー』の導入【JA成田市】
 JA成田市のケアセンター美郷では、デイサービス利用者の入浴時に活用している『入浴用シャワーキャリー』を2台導入しました。
 新しいシャワーキャリーにより、利用者の入浴時における安全性が確保されるとともに、介護者の利便性も向上しています。

●『さいてって(ファーマーズマーケット)』の建設【JAとうかつ中央】
 地域における農産物の販路拡大および出荷者である農業者・加工者の所得増大を目的に、ファーマーズマーケット『さいてって』をオープンしました。店名の『さいてって』は、「みんなが集まり、花が咲くイメージ」とのことで、「地域と生産者をつなぐ場として活用したい」という意味が込められています。
 管内の収穫物を中心に約100種類の農作物を販売しており、利用者から「野菜がとても新鮮だということが一目でわかる」と好評です。


●『銚子シニアクラブ連合協議会スポーツ大会』の協賛【JAちばみどり】
 銚子市シニアクラブ連合協議会が実施するスポーツ大会に協賛し、地域住民同士のふれあいと健康増進に貢献しています。
 本大会では、輪投げやボッチャなど4種目の競技が行われ、多くの方々が楽しみつつ熱戦を繰り広げました。


●『貸出用自家発電機』の導入【JAちば東葛】
 台風などの大規模自然災害に備え、組合員・利用者が無料で利用できる自家発電機を導入しました。
 本発電機は、自然災害の他、地域のイベントなどでも活用できるようにしています。